昨年の9月3日に、騰訊（テンセント）は「リングフィットアドベンチャー」の中国国内版を正式に発売しました。価格は499元（約7568円）です。転売されている日本版や香港版（2000元近く）よりは良心的な値段です。発売日には1日もたたずに売り切れてしまいました。中国版の発売は日本など他の国より1年近く遅れましたが、コロナの影響もあって、中国でも大人気となり、大きな話題を呼びました。

しかし、一昨日、ゲームブロガー「NS新聞速報」の「リングフィットアドベンチャー発売2周年」と「あなたは全然運動しないのですか？」というわずか10文字のゲーム画像のツイートが、1万以上のリツイートと、1600件以上のコメントを集め話題が再燃しました。「完全にほこりをかぶっている」「20日間くらいしか遊んでなかった」「618で買ったのですが、未だに開封してない」などのコメントをみると、単調になりがちなフィットネスにゲーム性が加わっても、プレイヤーの継続力が問われます。

購入後の使い方はどうであれ、「リングフィットアドベンチャー」は成功した商品であることは否定できません。今後、5 Gなど新技術の展開につれて、新たなフィットネスゲームが生まれ、フィットネス業界も新しい方向に向かっていくかもしれません。

文／Elly