中国国営中央テレビ（CCTV）が「中国美好生活大調査（2020～2021）」という調査レポートを発表しました。調査によると、2020年、中国人には毎日24分の余暇の時間が増えていることがわかりました。そして、その時間を約38%の人がスマホを見て過ごしています。”スマホで暇つぶし”の上位3位はショート動画、ゲーム、ドラマです。 

そのうち、ショート動画は暇つぶしの1位になりました。女性の視聴率は男性より３％ほど高くなっています。また、中国TikTok「抖音（ドゥイン）」より最近発表されたデータによると、2020年8月までに抖音のデイリー・アクティブ・ユーザー数は6億人を突破しました。若者のみならず、中高年もショート動画に夢中になっており、同データによる50歳以上の中高年の「抖音」滞在時間は月1,500分（１日約50分）にもなります。 

私たちの生活の中で、待ち時間や移動時間、小休憩、育児や家事の合間などの隙間時間はたくさんあります。ショート動画はいつでも始められ、いつでもやめられることから、隙間時間の情報収集やリラックスにはぴったりです。これから５Gモバイルネットワークの普及によって、ショート動画市場はますます拡大していくと予測されています。 

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文／Elly