日本では”お笑い第7世代”と呼ばれる新生代のお笑いブームとなっていますが、中国ではここ数年、マイク1本で観客を笑わす「スタンダップコメディ」「トークショー」といったトーク系コメディが若者を中心に人気を集めています。トーク系のコメディ番組がヒットしたり、コメディ・クラブが去年一年間だけで、新たに50か所開業したそうです。

「トークショー」は中国語で “脱口秀”（トゥォ・コウ・シゥ）といいます。“脱口”を直訳すると「すらすらとしゃべる」、“秀”は「ショー」の意味があり、“トークショー”はそのまま“脱口秀”と訳され、今では「スタンダップコメディー」や「一人漫才」など幅広いスタイルに用いられています。

この9月には日本のブライダルリング専門店 I-PRIMO(アイプリモ)上海店が初めてトークショーと音楽ライブを合わせたイベントを行ったことが話題になりました。若者の好みに合わせて、人気コメディアンが結婚や男女のネタで共感や共鳴を起こして、さらに人気歌手によって音楽などの流行要素を練り込み、イベントを盛り上げました。

このように中国にもお笑いブームが来たようです。

若者たちにとっては、日々のストレス解消にお笑いに目覚めたということでしょうか。

文／Elly