中国ではゼロコロナ政策が解除され、はじめての連休を迎えました。中国文化旅遊部のデータによると、12月31日から1月2日までの3連休の国内旅行者数は前年同期比0.44％増の延べ5,271万3,400人となり、国内旅行関連収入は4.0％増の265億1,700万元（約5,000億円）に達しました。

旅行以外に、ローカルで年越しの特別感を味わえることとして、KTV（カラオケ）、スーパー銭湯、ライブハウス、ホームパーティーなどが人気です。中国最大の口コミサイト「大衆点評」のデータによれば、「KTV+火鍋」、「KTV+プロジェクション・マッピング」、「KTV+バー」などのカラオケが新体験できるKTV施設の注文数は前年より204%上昇しました。また、特色のある街やテーマパークの年越し入場券は前年比10倍以上に増加しました。各地のライブハウスは年越しイベントを次々と打ち出し、ライブハウスの検索数も60%上昇、”音楽で新年を迎える”ことがトレンド入りしました。さらに大人数で泊まれる民宿の予約数は過去最高を記録し、予約者の80%以上は30歳以下の若者、ホームパーティーの需要も増えてきています。

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文／Elly