今年は兎年ということで、中国ではペット用のウサギの購入が急増しています。江蘇省新沂市の湯子威さんは2015年からペットウサギの育成と販売を始めました。販路拡大のため、近年ECサイトでも店舗を構え、彼のライブ配信では1日に30匹以上のペットウサギが売れたときもありました。1匹の最高単価は8,000元（約15万円）で売られ、2022年には月間売上高が40万元（約773万円）に達しました。「今年はネザーランド・ドワーフとロップイヤーウサギ、この2種類が最もよく売れて、売上の95%を占めています。」と彼は言います。

画像：天下网商

天猫（Tmall）が発表した「2022水中生物&小動物市場の発展トレンド洞察」によると、2021年6月から2022年5月まで、ウサギ市場全体の成長率は20%以上です。レポートによれば、ペットウサギ市場には3つのトレンドがあります。消費者は飼育方法、高級品種、楽しさと機能が融合されたペット製品へのこだわりに期待しているそうです。

画像：2022水族&小宠市场发展趋势洞察

今後は中国人収入の増加、ライフスタイルの変化などの影響で、ペットを飼う人がますます増加し、ペットフード、ペット用品や家電、医療などのペット市場全体が更に発展していくとみられています。

文／Elly