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売上高は200%増!爆売れの中華ちまきとは? 2021年6月16日号

6月14日は中国の伝統的な祝日「端午節」でした。日本の五月の節句がそうであるように、中国でも、端午節に「ちまき」を食べる習慣があります。中国中央テレビ経済チャンネルの報道によると、今年のちまきの売上高は前年同期より40%増となり、なかでも「低カロリーちまき」の売上高はなんと200%近くも伸びました。所謂「低カロリーちまき」は玄米、ハトムギなど雑穀を原料として作ったちまきですが、値段は通常ちまきの2倍ほどになります。専門家によれば、ちまきはもともと高炭水化物ですので、「低カロリーちまき」でも普通のちまきとそれほどカロリーの差はないそうです。ちゃんと見極めて買い物しましょうと呼びかけています。

また、ECの売上データによると、蛋黄鮮肉粽(黄身入り肉ちまき)などの塩味のちまきが全体の約60%、豆沙蜜棗(小豆と蜜漬け棗のちまき)など甘いちまきが34%を占めているそうです。北方では甘いちまきが、南方では塩味の強いちまきが好まれているそうです。

また、変わり種ちまきでは、松茸、アワビ、ドリアン、アイスクリームなどがあり、特に若者に人気のようです。

日本でも買うことができますので、たまには食べてみたいですね。

 

文/Elly

 

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