メルマガ2020.11.11
「女性は自分へのご褒美、男性は女性への貢ぎもの」今年のダブルイレブンで明確に2020年11月11日号
今年も「双11(ダブルイレブン)」が始まり、そしてまた新記録の更新です。
1回目の11月1日〜3日及び11日当日0時30分までの売上高合計は3723億元(約5兆8000億円)を突破し、
昨年の2684億元を大きく上回りました。この数字はこのまま増えつづけることは間違いないでしょう。
売上高以外のデータにも注目して、今年の「双11」を分析してみます。
毎年のように「双11」の規模の増加につれて、売上高が億を超えるブランドも続々と増えてきています。
昨年は299ブランドでしたが、今日(11月11日)0時35分までに、アップル、ロレアル、ハイアール、
エスティローダー、ナイキ、ファーウェイ(華為)、シャオミ(小米)、ランコム、
アディダスなど342のブランドで売上高が1億元を突破しました。
しかもこのうち、アップル、ファーウェイ(華為)、ハイアールなど13ブランドの
売上高は10億元を突破しました。
そして今年は、男性たちも積極的に「双11」に参加しています。
でも、ほとんどは彼女へのプレゼントのために買っているようです。
アリババの統計によると、「双11」で「彼女が好きそうなもの」と検索した人は448万人に達していますが、
逆に「彼氏が好きそうなもの」と検索した人は1000人未満とのこと。
いかに女性たちは自分のためにこのお祭りを楽しんでいることがよくわかりますね。
また、女性に人気の海外ブランドはYA-MAN、Aptamil、花王、Swisse、資生堂などです。
日本は一番人気のある輸入国であり、アメリカ、韓国、オーストラリア、イギリスと続きます。
中国ECの勢いは止まることを知らず、コロナ禍の収束後も、増えつづけることでしょう。
文/中国人スタッフElly