11月11日はECの日。今年もアリババグループの「天猫ダブルイレブン・ショッピングフェスティバル」がやってきます。

この時期、多くの若者が親のために、日用品などを買いだめして送っています。しかし、近年は自分で買い物したいというシルバー世代も増えてきているようです。そんなニーズに応え、10月25日に「天猫（Tmall）」アプリは初めてシルバー世代ための「シニアモード」を実装しました。天猫アプリのトップページから簡単に入ることができます。まるで虫眼鏡でみたように、商品図や商品名が拡大処理されており、余計な要素は一切なく、極めてシンプルで分かりやすいスタイルとなっています。シルバー世代にとって迅速かつ正確に商品情報を把握することができます。

天猫のデータによれば、シルバー世代が一番多く買い物する時間帯は朝7時頃、よく買う商品は日用品、洋服、電子製品とペット用品などです。あるネットユーザーは「最近、朝、うちの母が私を起こしてくれません。天猫で買い物していることがあとでわかりました。」と話しています。

これからも自らネットショッピングする高齢者がどんどん増えていくでしょう。越境ECをはじめた日本企業はこの点にも注目したいところです。

文／Elly