メルマガ2022.03.09
中国では「自販機」は若者の必需品となっている?!2022年3月9日号
中国では、新型コロナの影響で、非接触販売できる自動販売機が生活リズムの速い都市部に浸透し、もはや若者たちの必需品となっています。特に、挽きたてのコーヒー自動販売機は急速に拡大しています。例えば、この2年間、サントリーのコーヒー自動販売機は上海周辺のオフィスビル、大学キャンパス、コンビニなどの場所にはすでに1万台以上が設置されており、今後も拡大していく予定です。利用者からは「味はお店と同じで、スピードも速いし、社員証で買えるし、定期的にお得なクーポンもあるので、これ以上便利なことはありません。」と評判も上々です。
コーヒーやジュースだけではなく、様々な種類の商品も販売され始めています。例えば、オフィスビルには文房具やマスクの自動販売機があります。また、設置場所は、オフィスビル以外に、大学、病院、ショッピングモール、駅、マンション敷地内など、外部者の出入りが制限されて、比較的セキュリティが高い場所が中心となっています。
「自販機大国」と言われている日本では約600万台の自動販売機が活躍しています。中国の自動販売機の数はまだ日本の100分の1たらずですが、今後さらに加速していく傾向にあり、様々なアイデアが盛り込まれ発展が見込める市場です。
文/Elly