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中国の「耳経済」が躍進!オーディオプラットフォームユーザー数が激増! 2020年10月28日号

今の中国では、様々なショート動画とライブ配信アプリ

(例えば、日本でもおなじみのTikTokなど)であふれていますが、

新型コロナの影響で、自粛生活やテレワークの人が増えて、

仕事しながら音声メディアに耳を傾けている若者たちも増えてきています。

 

中国調査会社iiMediaResearchが発表したデータによると、

中国オーディオプラットフォーム最大手の「ヒマラヤ(喜馬拉雅FM)」は

2020年第1四半期の売上高では32%増加しました、

月間アクティブユーザーは9937万人、2019年より130%増えました。

 

なお、主なユーザーは30歳以下、52%を占めています。

学歴は大卒が59%を占め、比較的に教育レベルも高いです。

月収も5000元(およそ8万円)以上のユーザーは5割を超え、

月収10000元(およそ16万円)以上のユーザーは22%に達しました。

 

また、PodFest Chinaが発表した『2020中国語音声コンテンツと消費調査レポート』では、

ユーザーは、音声コンテンツの広告の受け入れ度も比較的高く、

87.8%のユーザーが広告を受け入れています。

そして、88.5%のユーザーが有料コンテンツを利用したことがあり、

63.6%のユーザーは10元(およそ200円)以上の有料コンテンツに抵抗が無いようです。

 

「音声」は一番歴史のあるメディアですが、インターネットによって、

スマートスピーカーや自動運転など様々な形で活性化されており、

今の市場規模はまだスタートにすぎないのかもしれません。

中国「耳経済」の躍進に今後も注目していきましょう。

 

文/中国人スタッフElly

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