先週、中国の列車内で乗客が麻雀を楽しんでいる動画がネットで話題になりました。動画では、1つの車両に3台のマージャン卓が設置され、麻雀を楽しむ人でにぎわっています。ネットユーザーからは、「この列車に乗って中国一周ができる。」「立ち席でも、12時間くらい見ていられる。」「私はこの列車なら三亜（中国最南部海南省の都市）から、ハルビン（最北部黒竜江省の都市）まで行ける。」などのコメントが寄せられました。

画像：動画投稿者趙さん

この列車は中国国鉄四川省成都支局が運行している「熊猫専列（パンダ特別列車）」という特別観光列車です。マージャン車両以外に、カラオケ、映画館、カクテルバー、マッサージチェア、シャワールームなどの施設も完備されています。乗車券は通常の3倍118元（約2,300円）で販売されています。「列車で麻雀をするのは初めて。とても楽しかった。」「新鮮さがあって、いい暇つぶしになりました。」と乗客からの反応もよかったそうです。

画像：上海热线

娯楽性が際立った観光専用列車のヒットは、中国人の「旅行」を再定義したと言われています。このような現象は裕福になった中国人のスローライフ、心地良い旅への追求を表しています。

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文／Elly