先日、アリババ傘下のOTAプラットフォーム「飛猪(フリギー）」が発表したデータによると、「季節外れスキー」の予約数が前年同期比の130％増、予約数が最も多かったのは、例年夏には最高気温が40度近くにもなる「ストーブ都市」と呼ばれる重慶で、前年同期比550％増と、全国１位となりました。

というのも、ウィンタースポーツ人口「3億人」を目指す中国では、室内スキー場が続々とオープンし、スキー市場が爆発的に成長しているからです。そして、予約者の48％は90年代生まれの若者たちで、スキー人口年齢は若年化しています。また、夏休みが来るにつれて、親が子供のためにと、スキーレッスンの予約も増えています。「飛猪(フリギー）」データによると、子連れの予約も半数近くに占めています。

スキー場の気温は最低で－6℃にもなり、ダウンジャケットが必要なくらいです。外気40℃の高温に比べて、絶好の避暑スタイルですね。

文/Elly