メルマガ2022.02.09
北京冬季五輪グッズの総売上見込みは25億元(約4兆円)!2022年2月9日号
最近中国人の間で「氷墩墩を手に入れた?」という挨拶言葉が流行っています。「氷墩墩(ビンドゥンドゥン)」とは2022年北京冬季五輪のマスコットのことで、2月4日の開会式に登場してから一躍人気者となり、グッズが爆売れしています。ECサイト「天猫(Tmall)」のオリンピック公式ショップによると、開会式当日、「氷墩墩」のフィギュア5,000個が15分間で売り切れました。その人気度は、「氷墩墩」の設計チームも予想していなかったようです。責任者の曹雪さんは「設計チームでも氷墩墩グッズの特別購入ルートはないですよ。」と微博にツイートしています。
また、取材で現地入りした日本テレビの辻岡義堂アナウンサーは、「氷墩墩」を愛しすぎるあまり、自称「義墩墩(ギドゥンドゥン)」としていることが中国のネット上で話題となっています。#日本の記者は氷墩墩のバッジを買いすぎ# は微博で数時間でヒットし、5.3億回の閲覧となりました。さらに、「氷墩墩」のバッジやTシャツ、抱き枕などのグッズを日本のスタジオに送っていることから、中国のネットユーザーは「中国に冬季五輪の報道ではなく、グッズを仕入れに来たのでは?」と笑われています。今では、会場で「義墩墩」と一緒に写真を撮るのが新しいバズリとなっているそうです。
オリンピック周辺グッズはオリンピックの収入源の一つだけではなく、主催国の文化や民族精神の代表でもあります。
文/Elly