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日本の“痛文化”は中国の2000 年代生まれにヒット!2022年11月18日号

日本のサブカルチャーの一つ“痛文化”は近年中国の2000 年代生まれにヒットしています。ゲームやアニメなどのキャラクターを大胆にデザインした“痛車(イタシャ)”はよく知られていますが、中国では交通規制の対象となるほか、改装にもお金がかかります。2000 年代生まれの若者たちには、手に入れやすい「痛バッグ」に人気があつまっています。

「痛バッグ」とは、自分の好きなキャラクターの缶バッジやキーホルダー、ぬいぐるみなどのグッズを、トートバッグやリュックに大量につけているバッグのことです。このトレンドに乗って、中国国産ブランドFuyuuNeko、DRDR、BerryQなどが数多く登場、淘宝(Taobao※中国最大級のECサイト)などでの売行きは好調です。また、キャラクターだけではなく、おやつ痛バッグ、ペット痛バッグ,推しアイドル痛バッグなどがREDやWeiboによくアップされています。

調査会社「iResearch」が発表した「2021年中国二次元産業研究報告」によると、2020年の全体市場規模は1,000億元(約2兆円)に達し、2021年の中国二次元ユーザーは4.6億人、2022年には4.8億人、2023年には5億人に達する見込みです。サブカルチャーは景気に左右されることなく進化し続けているようです。

 

文/Elly

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