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メルマガ2021.01.20

日本への輸出量10倍に!中国化粧品、日本での勝因は? 

韓国メイクに続き、通称“チャイボーグ”という中華メイクがミレニアム世代を中心に

新しいトレンドになっています。“チャイボーグ”は「チャイニーズ」と「サイボーグ」を

掛け合わせた造語で、「サイボーグ並みに人間離れした美しい女の子」という意味です。

「かっこいい」「強い美女」という印象もあるそうです。

「チャイボーグメイク」の流行で、中国ブランドの化粧品も注目されるようになりました。

財務省の貿易統計によると2019年の中国からの化粧品輸入額はおよそ300億円です。

最も注目されている中国コスメブランドは、「ZEESEA (ズーシー)」と「Flower knows」です。

日本では「LOFT」「PLAZA」「東急ハンズ」「コスメラボ」「@cosme SHOPPING」の

ほぼ全店舗に商品を並べています。

では、なぜ日本で人気になったのか。

「Flower knows」の創業者楊子楓さんは「日本の化粧品市場は成熟しており、

日本の消費者は化粧品への意識と投資額が高いです。2017年のデータですが、

日本の消費者の化粧品に対する支出は、中国の月一人当たり3,000円に対して2万円と、

中国の6倍にもなります。中国化粧品は日本や韓国にはない派手なものが多く、

パッケージのクォリティとデザインも良くなってきており、

コストパフォーマンスの良さも人気の理由です。」と述べています。

このブランドでは、今後韓国と東南アジアにも展開予定とのことです。

 

これから、中国商品が国際市場で、ますます影響力を持つようになるでしょう。

 

 

文/Elly

 

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