「FIFAワールドカップカタール2022」は史上初の「冬開催」となった大会です。中国では「自宅で鍋を食べながら試合を観る」ことが新しい観戦の形になっているようです。中国のネット出前サービス最大手の「美団」が発表したデータによると、W杯の開幕日には火鍋の出前注文量が明らかに上昇しただけでなく、開幕3日前には火鍋用の電気鍋の販売量も前年同期比160%以上に上昇しました。またプロジェクター、生ビール用グラス、栓抜き、ユニフォームの売上も急増しました。

もう一つ意外な人気急増商品は「テレビ壁掛け金具」です。美団のデータによると、W杯開幕1週間前から、「テレビ壁掛け金具」の販売台数は前年同期比620%も上昇しました。多くのサポーターは自宅にプロジェクターや大型テレビ、スピーカーなどを設置しているほか、リビングに好きなチームのユニフォームを飾ったりして、没入型の観戦環境づくりに励んでいるようです。

また、観戦の邪魔にならないように、配達時間は試合前、試合後、ハーフタイムに指定することもできます。

JFNasiaでは「美団」のマーケティング施策も全般的に取扱いしております。中国現地でのPRも可能です。ぜひお気軽にお問い合わせください。

文／Elly